2人用台本 【 男性 1人、女性 1人 】
台詞数 : 93
所要時間 : 約 15分
【 掛け合い台本 #109 タイトル 】
生半可な 『 タイム・トラベル 』 は、
どうやらヤメテおいた方が
良いような気がしていて……
【 配役 】 右の()内は セリフ数 です
A : メル博士 ♂ ( 46 ) 少々攻め ボケ
B : ディア ♀ ( 47 ) 少々受け ツッコミ
**********
【】 : モノローグ
() : ト書き
SE : 効果音
【 ジャンル 】
SF系 ブラック・コメディ
少々 マッド・サイエンティスト系
タイム・トラベル系
【 話の流れ的なモノ 】
いつも 『 大丈夫、大丈夫♪ 』 と、いった感じの
ノンキな 『 博士 』、ソレに対して
『 本当に、大丈夫なんですかァ……? (´-ω-`; ) 』 と
いぶかしみ続けている 『 助手 』 との間での
時間旅行系 の なんというかw
『 ブラックコメディ 』 なおハナシです (^^;ゞ☆w
おそらく 『 バッド・エンディング 』 と
成っているのですが… (^^;ゞw
良かったら、やってみてください (^^;ゞ☆w
【 シチュエーション 】
博士の研究所
□□□□□□□□□□□□□□□
A 「 よし、じゃあ
ヒマだし 『 タイム・トラベル 』 でも
始めようじゃないか 」
B 「 ヒ、ヒマだからですか……? (´-ω-`; ) 」
A 「 そうだ、何か 『 問題 』 でもあるのか? 」
B 「 いや、あり過ぎる程、あり捲くっていると
思うんですけど 『 問題 』 が…… (´-ω-`; ) 」
A 「 そうなのか? 」
B 「 『 そうなのか? 』 じゃ
無いですよもぅ… (´-ω-`; ) 」
A 「 なんかイケないトコロでもあったか? 」
B 「 いや… あったかドコロじゃなくて
『 山積み 』 ですよもぅ…… (´-ω-`; ) 」
A 「 そんなにもか 」
B 「 『 そんなにもか 』 ですネェ…… (´-ω-`; ) 」
A 「 なんだよ、せっかく今から
楽しい 『 タイム・トラベル 』 を
始めようと思ったというのに 」
B 「 いや、っていうか 『 誰一人 』 として
戻って来ていないじゃないですか… (´-ω-`; ) 」
A 「 そうだっけ? 」
B 「 『 そうだっけ? 』 じゃないですよもぅ… (´-ω-`; )
例え、内の 『 研究員 』 とはいえ
みんな一人の 『 人間 』 なんですよ? 」
A 「 うむ 」
B 「 それが 『 誰も戻って来れていない 』 ってコトは
どういうコトだか、ワカッテいるんですか…?
本当にもぅ… (´-ω-`; ) 」
A 「 どういうコトなんだ? 」
B 「 少なくとも何人かの 『 人生 』 を
メチャクチャにしてしまったのではないか?
って、いうコトですよ
この 『 タイム・マシーン 』 が… (´-ω-`; ) 」
A 「 そんなコトは無いゾ? 」
B 「 何がですか…… (´-ω-`; ) 」
A 「 行く前に皆ちゃんと
『 行きたい時代 』 を聞いておいただろ? 」
B 「 聞きましたけど…… (´-ω-`; ) 」
A 「 だから、みんな自分が 『 行きたい時代 』 に
トラベってったワケだ 」
B 「 …… (´-ω-`; ) 」
A 「 だから、おそらくみんな今頃
向こうで 『 楽しく 』 やっているのサ♪ 」
B 「 あのですネ…… (´-ω-`; ) 」
A 「 なんだ? 」
B 「 彼らは 『 お金 』 も
『 身分証 』 みたいなのも
一切持っていないんですよ? ( 汗 )
そんなトコでどうやって
『 楽しくやって行ける 』 って言うんですか
それにっ! (´-ω-`; ) 」
A 「 な、なんだ? まだあるのか? 」
B 「 向こうにちゃんと 『 着けた 』 のかどうかも
ワカっていないじゃないですか ( 汗 )
現時点では、生きているかどうかだって
怪しいモノですよ、もぅ…… (´-ω-`; ) 」
A 「 まぁ、ソレに関しては
オマエもワカッテはいるとは思うが
おそらく 『 大丈夫 』 だろう? 」
B 「 …… (´-ω-`; ) 」
A 「 現時点で 『 タイム・マシーン 』 は
壊れていない、と、いうコトはだ
アッチにちゃんと行き着くだけは
行き着いてはいるハズなんだ 」
B 「 ま、まぁ確かにそういうコトに
成るのかもしれないですけど…… (´-ω-`; ) 」
A 「 一応、『 行けない 』 と判断された場合には
『 自動停止 』 するように成っているからな 」
B 「 確かにそういう 『 システム 』 には
してあったとは思いますけど…… (´-ω-`; ) 」
A 「 そうだ、だから 『 タイム・マシーン 』 が
壊れたワケでも無く 『 タイム・トラベル 』 自体が
済んでいる、というコトはだ 」
B 「 …… (´-ω-`; ) 」
A 「 まぁ、少なくとも
みんな 『 向こう 』 にちゃんと
行くだけは行っているハズなのさ♪ 」
B 「 …… (´-ω-`; ) 」
A 「 それに、もし 『 タイム・トラベル 』 が
『 失敗 』 した場合にはきちんと
『 失敗です 』 と表示されるようにしておいたしな 」
B 「 本当ですか? それは… (´-ω-`; ) 」
A 「 あぁ本当だ
ワタシとてプライドを持った
『 科学者 』 の端くれだ
試用テストで 『 失敗 』 という結果が出るような
『 マシーン 』 に人を乗せたりはしないゾ 」
B 「 本当なんでしょうネ?
その話は…… (´-ω-`; ) 」
A 「 あぁ、だから
彼らは戻って 『 来れない 』 のではなくて
『 自分の意思 』 で戻って 『 来ない 』 だけなのだろう
おそらくなァ?♪ 」
B 「 んもぅ…… (´-ω-`; ) 」
A 「 と、いうワケで
早速行ってみやうじゃないか♪ 」
B 「 どうも博士が色々な点を
『 都合よく 』 解釈しているようにしか
思えないんですけど…… (´-ω-`; ) 」
A 「 オマエは本当に
『 心配性 』 だなァ?☆ 」
B 「 いや 『 博士 』 が一般の人に比べて
『 大雑把過ぎる 』 だけです
ソレも、あり得ない位のレベルで…… (´-ω-`; ) 」
A 「 よし、まぁ、ゴチャゴチャ言っていても
何も始まらないし、まぁそういうワケだから
とにかく早速 『 タイム・トラベル 』 を
始めやうじゃないかァ♪ 」
B 「 何がどう 『 そういうワケだから 』 っていうような
展開に持っていけるんですか
今の 『 話の流れ 』 からまったく…… (´-ω-`; ) 」
A 「 ん、なんだ?
オマエはノリ気じゃないのか? 」
B 「 い、イイですよ、ワタシは…… (´-ω-`; ) 」
A 「 勿体無い、せっかくの
『 タイム・トラベル 』 チュァ~ンスなのに♪ 」
B 「 少なくとも誰か一人くらい
戻って来てからじゃ無いと
とてもじゃ無いですけど 『 恐ろし過ぎて 』
そんなのに 『 身 』 を任せられませんよ (´-ω-`; ) 」
A 「 まったく、オマエは
本当に 『 心配性 』 だなァ?♪ 」
B 「 いや多分そういうコトでは
無いと思いますよ…… (´-ω-`; )
コレがいわゆる、現段階のその 『 タイム・マシーン 』 の
『 性能 』 に対する、世間一般 普通の人が普通に思う
『 反応 』 だと思いますよ? おそらく… ( 汗 ) 」
A 「 そうなのか? 」
B 「 えぇ、今、この現時点で
その 『 タイム・マシーン 』 には
『 とりあえず、乗りたくはない 』 っていう
この 『 気持ち 』 が… (´-ω-`; ) 」
A 「 よし、ではオマエがそこまで
『 心配 』 だと言うのならだ 」
B 「 な、なんですか…… (´-ω-`; ) 」
A 「 『 超次元通話機 』 を持って行くとしよう☆ 」
B 「 な、なんですか、ソレはまた (´-ω-`; ) 」
A 「 要はアッチの世界に行っても
コッチと 『 連絡 』 を取れる機械だ 」
B 「 そ! そんなのが
あったんですか? ( ・`ω・´;) 」
A 「 あぁ、あったぞ? 」
B 「 じゃ、何でみんなにも
ソレを持たせてアゲなかったんですか! ( ・`ω・´;) 」
A 「 いや、コレはな? 向こうに行ってから
コッチに 『 声 』 を届かせるようにする為には
アレやコレやと 『 調整 』 をしないとイケないんだが
その部分がメッチャメチャ難しいんでな
おそらく 『 持ってった 』 としても
誰も使えんだろう、と思って言ってなかったんだ
ソレに結構 『 高い機械 』 だから、数も無いしなァ 」
B 「 本当でしょうネ……? ( ・`ω・´;) 」
A 「 あぁ、オマエにはワカランだろうが
『 次元 』 の向こう側から 『 自分の居る座標 』 なんかを
『 正確 』 にマッチさせるのはメッチャメチャ難しいんだゾ?
なにせ 『 超次元 』 だからなァ?
誰でも 『 使える 』 ってんなら
そりゃあワシだって
みんなにもとっくに持たせていたサ 」
B 「 クドイようですけど
本当なんでしょうね? その話は…… (´-ω-`; ) 」
A 「 あぁ、本当だ♪ と、いうワケでだ
一応、現状を見る限りでは
『 タイム・トラベル 』 はある程度
『 成功 』 しているハズなワケだから 」
B 「 あ、『 ある程度 』 て…… (´-ω-`; ) 」
A 「 何が原因でモニターに
『 成功です 』 と表示されないでいるのか
確かめんと、スッキリせんコトもあるし
そこでワシもチョット行って
見て来やうというワケさ♪ 」
B 「 ちょ、『 チョット行って 』 って…… (´-ω-`; ) 」
A 「 だからオマエはそうだなァ?
まぁ 『 留守番 』 でもしていてくれw
ちゃんと 『 残業扱い 』 にしてやるから
『 出前 』 でも取ってユックリしているのがいいサ♪ 」
B 「 な、なんというか
本当に…… (´-ω-`; ) 」
A 「 ん? なんだ? 」
B 「 博士は 『 大雑把 』 な人ですネ…… (´-ω-`; ) 」
A 「 オマエなァ?
『 科学の研究 』 と、いうのは
どんなモノでも、とにかく途方も無く
『 時間を要するモノ 』 ばかりなんだゾ?
そういうコトもあってかだw
ワシも、いつの間にやら
こういった 『 ノンビリ 』 とした
『 性格 』 に成ってしまったというワケだw 」
B 「 そ、そうなんですか…… (´-ω-`; ) 」
A 「 ワーッハッハッハッハ♪
まァ、『 案ずるより産むが~ 』
というコトワザもある!
では、行って来るゾ!☆ 」
B 「 は、はぁ…… (´-ω-`; ) 」
A 「 向こうに着いて暫くしたら 『 連絡 』 を入れるから
まぁスマンが、オマエは 『 待機 』 をしていてくれ
その分、好きな 『 出前 』 を
好きなだけ頼んでイイんだからなァ?
ワーッハッハッハッハ、嬉しいだろう?
ワーーッハッハッハァッ♪ 」
B 「 いや全然、笑うトコじゃ
無いような気がするんですけど… (´-ω-`; ) 」
A 「 心配はいらん☆
なんせ、ワシはこう見えても
自他共に認められている 『 天才科学者 』 じゃからナ?♪ 」
B 「 本当に 『 大丈夫 』
なんでしょうネェ? (´-ω-`; ) 」
A 「 あぁ大丈夫だ☆
なんせワシは 『 博士号 』 も
ちゃんと持っているんだからなァ?♪ 」
B 「 いや、当たり前じゃないですかそれ… ( 汗 )
何にも 『 説得力 』 に成っていないですよ
今のこの 『 シチュエーション 』 で…… (´-ω-`; ) 」
A 「 よぉしでは、行って来るゾォ!☆
タァァーーーーイム・トラッ !!! 」
SE : シュィィィィッィィンッ…………
( タイム・マシーンが 稼動 する )
B 「 …… (´-ω-`; ) 」
*********
B 【 そして、その後…… (´-ω-`; )
案の定というか……
博士からの 『 連絡 』 は
まだ、届いておりません…… ( 汗 )
…… (´-ω-`; )
あれからもぅ 『 1ヵ月 』 が
経とうとしているのですが…
一応、ひょっとしたら?
博士から 『 連絡 』 が届くかも?
しれない?と、いうコトもあるのと
みんなの 『 人生 』 が掛かっている
この 『 タイム・マシーン 』 を
勝手に 『 処分 』 するコトも出来ない為
あの日から
ただただ 『 出前 』 を取りながら
『 待機 』 をし続けるという
ワタシのこの 『 残業 』 は……
今後も暫く
終わりそうには
ありません………… (´-ω-`; ) 】
END
あり得ない世界観系 コメディ系 少々サスペンス系 タイムトラベル系 時間旅行系 SFドラマ系 異世界 研究所 トンデモ設定系 少々未来の話系 少々狂気系 マッド・サイエンティスト系 助手 マイペース・キャラ系
掛け合い2人 男1女1ナレ0
- 関連記事
-